Iターン転職での志望動機

■『地方に移住したい』だけでは薄い
J・U・Iターンが流行っていますが、いずれも都市部を離れ地方で働くという一つの生き方となります。もちろんそこに様々な理由はあり、親の介護や自身の結婚、都会が合わない、体調の問題など人によって様々です。
しかし、果たしてそれだけの理由で、移住先の会社は採用してくれるのでしょうか。
1つは都市部に本社を構える会社の地方支店に勤務する、という方法です。この場合、都市部で採用され地方で働くという働き方も可能です。しかし、こちらから勤務先を選ぶ事ができない場合があります。
一方、転職サイトやハローワークといった方法で、行きたい地方の採用を探す方法もあります。今回はこの場合の志望動機について考えます。

■その会社を選んだ理由と地域に貢献する価値のアピール
地方の会社は、商工会などのコネクションでその地域と密接に関わっている事が多く、「その会社に採用される事により地域にいかに長く貢献してくれるか」という点を採用担当者は見ています。
よって、単純に自己の都合だけを理由にIターンを成功させる事は難しく、その地域や応募先企業の研究が必要です。また、それまでの自身の経験をいかにフィードバックできるか、具体例を挙げられると良いでしょう。例えば、「具体的にはお客様への営業活動の中で、そのお客様との密接な関わりの必要を感じ、それらが御社において…」という感じです。

■独自の風土が存在する
隣人と滅多に挨拶すらしない都心と違い、地方では独自の風習がある場合も少なくありません。例えば、町内会への参加が事実上の義務であったり、近所の農家の方が野菜をくれたりといった密接な人間関係も存在します。それらを踏まえ、生活に馴染めるかどうかで変わってくるでしょう。
もしその地域に既に友人・知人が居る場合には、あらかじめお話を聞いてみるといいでしょう。

■やはり求人は少なく、給与は低い
都市に比べると圧倒的に事業所が少なく、求人は少ないです。また、縁故採用中心という事業所も多くあり、あらかじめその地域に住み着いている地元の方が優遇される場合も少なくありません。
生活レベルの違いもありますが、ベース給与は低めです。住居費・生活費も含め十分に生活できるか、しっかり把握しましょう。

■おわりに
様々なメリット・デメリットがあるIターン転職ですが、実際に成功されている方もいらっしゃり、中には「パソコン仕事の対価がコメや野菜」といった独自の取引をされてらっしゃる方もいらっしゃいます。
ぜひ良い転職が出来るよう、お祈りしております。